マイナスイオンの社長裏話①
こんにちは!トラストレックス社長の西村です。
当社にはイオニオンを始めとして色々なマイナスイオン商品がありますが、私はマイナスイオンの専門家だったわけでは有りません。私がマイナスイオンの分野に顔を突っ込む事になったのは偶然から始まったのです。ある意味、男女の出会いにも似たところがあるのですが、偶然が重なるとこれは必然だったとなるのでしょうから、私がこうしてマイナスイオンの分野で専門家としての立ち位置になっている今では、天命だったのだなと思う次第です。まぁ、奥さんとの出会いも偶然の出会いで、それが今では、唯一逆らえない相手でもあります。(家庭を持つことはホンマ、修行でもあります。)
さて、この偶然にも取り組んでしまったマイナスイオンの仕事ですが、商品開発の閃きや、商品の出来る課程、マイナスイオンの日本工業規格JIS基準作り、私が作った世界初のセラミック及び鉱石対応マイナスイオン測定器を作る課程での神がかり・奇跡・あり得ない話など順を追ってお話したいと思います。
特にマイナスイオン測定器は、私が本格的にマイナスイオンの業界に首を突っ込む事になった商品であり、これが無ければ恐らく日本のマイナスイオンブームは来なかったと言い放っても良いと思える、私にとっての非常に大きな、いやいや日本のマイナスイオン業界において非常に大きな代物だったと自負しております。何しろ「エェー」って言う有り得ない神がかり的な事が多々起こって出来た奇跡の測定器なのですから。
マイナスイオンのブームが始まりかけた頃の1990年代後半のマイナスイオン商品は電気によるイオン発生器よりも、セラミックや鉱石によるイオン発生商品が大勢を占めていました。当時の代表的なマイナスイオングッズと言えばシリコンネックレスが思い出されます。トルマリンパウダーが練り込んであって、マイナスイオンのネックレスとして有名デパートや専門店で堂々と売られていました。マイナスイオンが出ていないのにも関わらずよく売れていたようです。
また、マイナスイオンセラミックと言う物もトルマリンとは違った立ち位置で流通してました。このセラミックは微量な放射線が出ており、この放射線がイオンを作り出すのです。ですから当時のセラミックによるイオン発生の確認はガイガーカウンターで「ガリガリ音」を鳴らしながらカウンターが表示する放射線量をマイナスイオンの出ている証としてセラミックのマイナスイオングッズが売られていました。当時は私もマイナスイオンセラミックを多少扱っていましたが、マーケットでは後発組でしたので、先達の方々に習うべくガイガーカウンターによる測定に違和感を覚えつつも、ビジネスの倣いとして受け入れていました。
「何か変だよなぁ~」感じつつも仕事の忙しさに流されていたある日、お得意先の社長が私の所に訪れてきて「アンタ、放射線量表示じゃ無いマイナスイオン数表示の測定器が作れまへんか?」とわざわざ言いに来たのです。「今の放射線量測定では、マイナスイオン市場の先々の大きな広がりは望めまへんで」とも。
まぁ、私が常々思っていた事でも有り、原理的には可能と閃いた私は「面白そうだからやってみましょう。」と軽い気持ちで返事をしてしまった事から、私のマイナスイオン人生が始まった訳でもあります。
それから2年。まぁ、出来上がるまでは何度か「もう無理!駄目!」と諦めかけた時も何度かありましたが、その都度神懸かり・奇跡的な事が起こってEB-11と言う世界初のセラミックや鉱石から出ている微量放射線をマイナスイオン数として表示する測定器が1999年7月に出来たのです。
この測定器が有ってこそ、マイナスイオンセラミックからイオンがちゃんと出ているか出ていないかが簡単に分かり、トルマリンからは出ていないのも分かってしまったのです。まぁ、トルマリン業界の方々からは、「アンタ、刺されまっせ!」と、いつ刺されてもおかしくない時期がありましたが、それによってマイナスイオン製品は正しく評価され進化して行き、マイナスイオンのJIS化に繋がって行くわけですが、長くなりましたので、今日の所はこれにて終了。測定器の開発において、どんな神懸かり・奇跡だったのかの話は次回述べさせていただきます。
乞うご期待。Coming soon!
●西村純一プロフィール
『KENJA GLOBAL』
●マイナスイオンブーム取材記事
『News week Wonderful story』
●TRUSTLEXオンラインショップ
『マイナスイオンカウンタEB-17』